特長 ♦高密度設計:1Uハーフラック ♦DUTとグリッド間の双方向回生電源 ♦高効率な回生:最大90%回生 ♦バッテリー充放電テスト機能 ♦バッテリーシミュレーション機能 ♦マルチチャンネルの独立/同期/トラッキング制御 ♦最大16台マスタースレーブ並列運転 ♦高速測定:16台同期運転も10回/秒の更新レート維持 ♦CC/CV優先モード ♦リモートセンシング機能 ♦出力抵抗値可変 ♦電圧/電流の立上/立下時間設定可 ♦温度測定機能(サーミスタのみ)、温度保護機能 ♦シーケンス機能(List):フロントパネル設定可 ♦保護機能:OVP/OCP/OPP/OTP/UCP/UVP/停電保護 ♦回生異常保護/Sense異常保護/Foldback機能 ♦電力系統状態自動検出:高信頼性系統接続を実現 ♦オプション:逆接防止ユニット ♦オプション:通信インタフェース ♦LAN/GPIB/RS232/RS485/CAN/USB/外部アナログ
高密度設計:1Uハーフラック
IT-M3400は1Uミニサイズで、最大出/入力電力は800Wです。高電力密度に加えて、高分解能、高精度、高安定性等も備えています。出力電圧は最大600V、出/入力電流は最大30Aの超ワイドレンジ出力設計の12モデルのシリーズはさまざまなアプリケーションで幅広く使用できます。
ソースとシンクのシームレス切替
IT-M3400は、直流電源と回生負荷を1つのユニットに統合し、高速切り替えをサポートします。ソースおよびシンクモードでは、正電流と負電流の切替えは高速且つシームレスです。テスト中の電流または電圧のオーバーシュートを抑制します。バッテリー、バッテリーパッケージング、バッテリー保護ボードなどのストレージユニットに関連するさまざまなテストに幅広く使用できます。
CC/CV優先モード
CC/CV優先モードは長期テスト中のいくつかの重要な問題を解決することを支援します。特に、高速及びオーバーシュート抑制必要のアプリケーション等のテストを容易にします。高速電圧のテストの場合、CV優先モードを選択して、高速電圧立上時間を取得できます。CC優先モードを選択する場合、電流オーバーシュート抑制、CC動作条件下のDUTテストに適用できます。レーザーテスト、ICテスト、充放電テスト、自動車電子部品等の電源過渡シミュレーションなどのさまざまなアプリケーション分野で使用されます。
高効率回生
IT-M3400シリーズの回生効率は最大90%です。電気と冷却の両方でコストを低減します。低騒音のテスト環境を実現できます。
モジュール設計、柔軟な組み合わせ
柔軟なモジュール設計により、複数台IT-M3400を簡単にスタッキングできます。アクセサリを購入する必要がありません。IT-E154ラックキット(オプション)を使用して、1台以上のユニットを19インチラックケースに設置できます。
マルチチャンネル独立制御、最大256チャンネル
IT-M3400シリーズは、独立したマルチチャンネル設計を備えています。複数台のIT-M3400で多チャンネルの電源と電子負荷システムを構成でます。1台IT-M3400とPCに通信すると、複数台のIT-M3400をソフトウェアで独立制御できます。最大16*16チャネルをサポートします。1台の37Uラックケースには64チャネルを収納できます。並列接続によって異なる電力範囲でDUTをテストでき、テストをより柔軟にし、デバイスの使用をより効率的にできます。
並列運転機能(ソースモードのみ)
同じモデルの複数台IT-M3400のマスタースレーブ並列運転をサポートして、より大電流と大容量出力を実現します。最大16台まで並列接続できます。複数台IT-M3400の並列出力と1台単独出力と同じ高速測定機能をサポートします。 注:複数台並列運転時にシンクモードを使用できません。
バッテリーシミュレーション機能
IT-M3400は最大99個バッテリーセルの直列および並列接続のシミュレーションをサポートします。フロントパネルからバッテリー電圧、容量、抵抗、SOCを設定することにより、バッテリーマトリックスをすばやく選択できます。オプションのBSS2000バッテリーシミュレーションソフトウェアを提供します。共通パラメーターを設定することにより、バッテリ曲線を自己定義できます。また、バッテリーの初期容量を設定して、さまざまなバッテリーステータスでのDUT特性を検証できます。BSS2000はmatlabバッテリーモジュール或いはcsvファイルのインポートをサポートします。実際のバッテリー特性を再現できます。